2019-02-06

富士スガタ冥想センター2019年の予定

富士スガタ冥想センター・2019年の予定



2019/1/1(月・祝)

新年祝福法要

2019/2/9(土)〜 2/11(月・祝)

佛道実践会

2019/4/14(日)

シンハラ・スリランカ新年法要

2019/4/27(土)〜 5/6(日)

2019/5/3(金・祝)~5/10(金)

ウェーサーカ佛道実践会

2019/5/26(日)

ウェーサーカ祭

2019/7/13(土)〜 7/15(月・祝)

佛道実践会

2019/7/14(日)

献血と雨安居入りの法要

2019/8/10(土)~

2019/8/12(月)〜 8/18(日)

佛道実践会

2019/9/14(土)〜 9/16(月・祝)

佛道実践会

2019/10/12(土)〜 10/14(月・祝)

佛道実践会

2019/10/20(日)

2019/10/27(日)

雨安居開けの法要

2019/11/23(土・祝)〜 11/24(日)

佛道実践会

2019/12/29(土)〜 2019/1/2(水)

年末年始佛道実践会

2019/12/31(火)

年明けの法要



富士宮市北山3155番地
富士スガタ冥想センター
電話0544‐66‐8434


2019-01-04

佛陀の九徳 ~ 正自覚者3、十力智2


(これはスダンマ長老から教えていただいたものを録音し、書き起こしたものです)

遍趣行智 sabbatthagāminī paṭipadā ñāṇa


 3番目の智慧です。 sabbatthagāminī paṭipadā ñāṇa。輪廻転生をする生命が良い所に生まれることも悪い所に生まれることも、業によって起きます。それがなぜそうなるのか、良いところに行くにはどうすべきか、がわかる智慧です。

 例えば、みんな一緒に善いことを行うことがありますね。みんなで一緒に冥想したり、お布施式を行ったり、いろいろ一緒に功徳を積むことができます。しかし、世の中には一緒に悪いことをすることもあります。

2018-09-12

9月佛道実践会中止のお知らせ


2018/9/15(土)〜 9/17(月・祝)


に予定していましたスガタ冥想センター佛道実践会は、スダンマ長老が親戚のご都合でスリランカにお帰りになることになったため、中止となります。

2018-09-02

佛陀の九徳 ~ 正自覚者2、十力智1


(これはスダンマ長老から教えていただいたものを録音し、書き起こしたものです)

dasabalañāṇa 十力智


 四諦をちゃんと理解しているという意味で、お釈迦さまは sammā sambuddha といいます。その四諦を理解した時に不思議な dasabalañāṇa 十力智といわれる智慧が生まれます。この十力智、説明するのはちょっと難しいんですけど、がんばります(笑)。

お釈迦さまの徳は考え切れない


 お釈迦さまは aṅguttaranikāya の catukkanipāta の中で、

buddhānaṃ, bhikkhave, buddhavisayo acinteyyo, na cintetabbo; yaṃ cintento ummādassa vighātassa bhāgī assa.

 佛の徳は考え切れません、と教えてあります。誰かが佛の徳をもっともっと深く深く考えていきたいと、それをみんなに説明してあげたいと思うならば、その人は頭がおかしくなります。理解できないということですね。いろんなところで説明してあるものを理解できなくなって、それで頭がおかしくなることになります。だから私たちにできる力で、それを理解しなければいけないということですね。だからものすごく難しい。

佛陀の九徳 ~ 正自覚者1、四聖諦


(これはスダンマ長老から教えていただいたものを録音し、書き起こしたものです)

正自覚者 sammā sambuddha


 今日はお釈迦さまの九徳の中で二番目の徳、sammā sambuddha という徳について説明します。
 
 sammā sambuddha というのは正自覚者である、ということですね。<完全たる悟りを最初に覚って、その悟りへの道を他に教えられる方>、完全に悟りを開いたということです。

sambuddha は正自覚者と独覚佛陀


 この sammā sambuddha という言葉は、sammā、sam、buddha という三つの単語に分けることができます。sambuddha といったらもう完璧に悟った、という意味です。sammā sambuddha とは自分で、一人で悟りを開いた人ということ。一人で悟った方に sambuddha というんですから、正自覚者と独覚佛陀、その二人ともに sambuddha という言い方をします。